スーパーセンタートライアルの名物299円の「三元豚ロースかつ重」は、増量したのか?それとも誤差なのか?複数の要件を元に考察してみました。(2023.09.26記)
「三元豚ロースかつ重」は増量したのか?単なる誤差か?
以前に購入したときとグラム数(重量)が少し増えていることに気が付いたんです!
スーパーセンタートライアルの名物「三元豚ロースかつ重」は、299円という低価格ながら味もボリュームも“1食分”として満足度の高い「かつ丼」です。
このたび、重量を計測したところ、筆者が2023年6月に購入したときよりも、35.5g重かったので、ご報告いたします。
これが増量なのか、それとも誤差なのか、あるいは特典(サービス)なのか、考えてみたいと思います。
【関連記事】
●トライアルの「三元豚ロースかつ重」の重量や主要スペックを調査/2023.06.20
●299円のカツ丼がウマい♪トライアルの三元豚ロースかつ重が大人気/2022.01.12
成分分析表2022年と2023年の違い
まず、商品に記載されている成分分析表について、1年前と現在の比較をご覧ください。
【1年前とのスペック比較】
(2022年1月)→ 2023年6月・9月
熱量(710kcal)→ 661kcal
蛋白質(21.6g)→ 21.8g
脂質(26.6g)→ 23.4g
炭水化物(91.6g)→ 92.7g
食塩相当量(2.7g)→ 3.1g
計測時の重量の違い
2022年の購入時には、筆者の不手際により、重量を計測していなかったのが悔やまれるところですが、2023年6月と9月では、若干重量が増しているケースが確認されました。
【2023年6月と9月の重量の違い】
(2023年6月)→ 2023年9月
計測重量(382.5g)→ 418g
382.5gと418gでは、9月計測時の方が35.5g多いことになります。
35gとは、どれくらいか?
約35gを食品で分かりやすい例を、とChat GPTに質問してみたところ「鶏卵2個分」とのこと。重量あたりの熱量としては
カツ卵とじの35gは、67kcalに相当します。
ご飯の35gは、55kcalに相当します。
【考察1】1年前の分量に戻したのか?
6月と9月の重量の増加分35.5gは、ライスの場合58kcalに相当します。
商品に表示されている成分分析表では、2023年版は熱量が661kcalと表示されていますが、2022年版では710kcalと表示されていました。
試しに、現在の熱量に、増加分の熱量相当分を加えてみます。
661kcal + 58kcal = 719kcal
なんと、2022年1月の成分分析表に記載されている710kcalに非常に近いのであります。この時の分量に戻そうという力が働いているのでしょうか。
【考察2】ご飯は調整できても、カツの調整は難しい?
厨房では、成分分析表に記載されている熱量と差異が生じないように、計量器などで重さを確認するなどして調整していることと思います。
ライスでしたら、少し増やしたり少し減らしたりといった微調整が可能ですが、トンカツ部分はどうでしょう?生肉の状態で重さを計ったとしても、パン粉の付き具合や油の吸収具合でも差異が生じそうです。
また、肉の細断時に端切れが生じて無駄になりそうなシーンでは、“サービス”的に切り落とさずにそのままにしておくケースも考えられなくありません。
まとめ
意図的に増量した?
もし、そうだとしたら、そこはPRすべき要素ですので、「増量」とのPOPなども用意したうえで、成分分析表にも記載するでしょう。
では、35.5gは作業上のミス(間違い)?
急に1年前の記憶がよみがえり計量を間違ったのか?いや、食材の準備から含めて複数人で行っていると思われる作業工程に、このようなミスが発生するでしょうか。
そもそもこの程度の誤差は当たり前?
先述のように、肉の形状やパン粉の付き具合などによって生じる誤差は、常に発生する可能性があり、販売時期による違いではなく、商品ごとに個体差があるのではないか、とも考えられます。
いずれにしても、一人で大量の商品を購入して調査することは困難でありますので、財布と胃袋と気分と相談の上、今後も調査を続けてまいります。
ま、安くて美味しいことには違いありませんので、それで良いのですけどね
■トライアル厚別店
住所 札幌市厚別区厚別西4条2丁目8-7トライアル厚別店
アクセスマップ・地図
スポンサーリンク
コメント