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【新さっぽろ都市伝説】「副都心百年の樹」の花は、なぜ赤いのか?【札幌市厚別区】

サンピアザ(厚別区) 11地域・社会・話題・防犯
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1977年、副都心とサンピアザの誕生を記念して植えられ「副都心百年の樹」と名付けられている「マロニエ」の花の色が、本来は白色であるはずなのに、「副都心百年の樹」は何故か赤い、という事実をつかみました。

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1977年6月10日に副都心とサンピアザの誕生を記念して植えられた

サンピアザの科学館公園側の2階出入り口脇(北洋銀行の前)に「副都心百年の樹」と名付けられた樹木があります。

表示板の説明によると1977年6月10日に副都心とサンピアザの誕生を記念して植えられた「マロニエ(セイヨウトチノキ)」という樹木で、姉妹都市のミュンヘン市から贈られたものだそうです。

副都心百年の樹

マロニエMarronnier(トチノキ科セイヨウトチノキ)
バルカン半島原産の落葉高木で紅葉が美しくヨーロッパでは街路樹として親しまれています。
この樹は副都心とサンピアザの誕生を記念して姉妹都市ミュンヘン市から贈られたものです。
1977.8.10 植樹

札幌市長 板垣武四

表示板に記された樹種は「マロニエ(セイヨウトチノキ)」だが・・・

樹木に詳しい人でなければ、「ほほう、セイヨウトチノキっていう樹木なんだ~」と素直に受け取ってしまいますが、実はこの木は「セイヨウトチノキ」ではなく「ベニバナトチノキ」なのではないか、という説が、ブログ「札幌時空逍遥」の管理人さんが専門家に聞いた話として紹介されています。

ブログ「札幌時空逍遥」の管理人さんが気づいたのは、マロニエ(セイヨウトチノキ)の花は白いはずなのに、「副都心百年の樹」の花は紅色だということ。

マロニエ(セイヨウトチノキ)の花は白色

まず、樹木紹介サイトに掲載されていたマロニエ(セイヨウトチノキ)の写真をご覧ください(下の写真)

画像出典/木々の移ろい

花の色は「白」ということは、一瞬にして間違いないですね。

「副都心百年の樹」の花は赤色

次に、ブログ「札幌時空逍遥」の管理人さんが2018年6月に撮影した「副都心百年の樹」の写真をご覧ください(下の写真)。

画像出典/札幌時空逍遥

花の形状や葉っぱは似ているものの、色が全く違いますね。ピンク色、紅色、赤色といったところでしょうか。

このことについて、ブログ「札幌時空逍遥」の管理人さんが専門家に尋ねたところ、これは「ベニバナトチノキ」ではないか、という意見をいただいたそうです。

「ベニバナトチノキ」は、北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種。街路樹などとして使われる園芸品種なのだそうです。

花の色が異なる原因を探る

ブログ「札幌時空逍遥」では、表記されている樹種と実際が異なることについて専門家の話として次のように推測しています。

Rさんによると、この手の間違いはよくあるそうで、原因として以下のことが考えられるとおっしゃいました。
・本物が植えられたが、後年枯れた。→ 代わりに植える木を、植木屋さんが間違えた。
・姉妹都市からは目録だけ送られてきて、実物は地元(札幌)で調達することになった。→ 植木屋さんが樹種を間違えた。

引用/札幌時空逍遥

念のため、ブログ「札幌時空逍遥」の管理人さんもおっしゃっていますが、筆者も同様に、この間違いについて責任を追及しようとかいう意図は全くございません。むしろ面白いネタだと喜んでいます。

札幌市の姉妹都市から贈られた樹木ということで、もしかすると植樹した際の公文書が札幌市役所に残っているかもしれませんね。

でも、真実が分からないまま、都市伝説化するのも良いと思います。当時、担当された市役所の方や植木屋さんはどこかで苦笑しているかもしれませんが・・・。

【参照記事】ブログ「札幌時空逍遥」より2018年6月10日付け「6月10日の記念樹を寿ぐ」

近隣にもあった行政の都市伝説

お隣の江別市に「飛烏山公園」「飛烏山運動公園」という施設があります。この「烏」の文字が「鳥(とり)」ではなくて「烏(からす)」になっていることに気づいている方はいらっしゃいますか?

あえて違う文字を当てたのか、それとも何かの手違いなのか?

その昔、タイプライターで公文書を作成していたときに、活字を間違えて登録してしまったのかもしれません。

今となっては、謎のまま。

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