新さっぽろのメインストリート「厚別青葉通」に面した場所に風変わりなベンチがあります。
ここにはいったい誰が座るのでしょうか。
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このベンチがあるのは、大手建設系コンサルタント会社の(株)ドーコン本社前・・・というか南側の角。
厚別区役所と一連のデザインか
「厚別青葉通」の歩道に面して三日月のような個性的なデザインのベンチは、厚別区役所・区民センターから新札幌駅方面への歩行者の導線上に、区役所敷地と一体感が出るようにデザインされているようです。
上の写真は、消防署から区役所へ向かう通路。
歩道に出ずに敷地内通路を通って区役所まで行けます。
これは、厚別区役所正面玄関です。
今回ご紹介する(株)ドーコン前の不思議なベンチは、これらと一体のデザインではないかと思われます。
(株)ドーコン前のベンチは小さなステージのよう
さて(株)ドーコン前の不思議なベンチに話を戻しましょう。
ここの歩道は傾斜しているため、ベンチに向かって右側の高低差が生じる部分には数段の階段が設置されています。
この階段があることで、このベンチがどうにも小さなステージに見えてしまいます。
ストリートミュージシャンが演奏をはじめてしまいそうな雰囲気です。
筆者が気になっているのは、歩道に面して“小さなステージにも見える”存在感のあるベンチに、どのような人が座るのか、ということです。
このベンチがある場所は、歩道敷地内なのか(株)ドーコン敷地内なのか微妙なところですが、超有名な建設系コンサルの(株)ドーコン前ですから、戦略的な空間演出を狙ったものに違いありません。
筆者が思うに、歩道上、そして(株)ドーコン敷地内の樹木が大きく育つ頃には、多少の目隠しができるとともに、木陰と木漏れ日が心地よい空間になっているに違いありません。
・・・嗚呼、新札幌のベンチって楽しい。
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