2020年7月、新札幌名店街に相次いで昼飲みできる飲食店がオープンしました。しかし、新札幌の民は古い世間体を気にしてかなかなか近づこうとしません。しかし、「昼飲み」は、社会のためにとてもやさしい生活スタイルなのです。(2020.07.18記)
昼飲みは罪じゃない_リスク分散の優しい生活スタイルを
「酒好き屋 ハナサク」が7月15日に、「元祖串カツ恵美須商店」が7月16日に、相次いで新札幌名店街1階にオープンしました。
どちらのお店も、昼からお酒が飲めるというのが大きな特徴のひとつです。
これまでも、サンピアザやデュオ、カテプリの飲食街やフードコートで日中からアルコール類は提供されていますが、家族連れの客が行きかう中で酔うことに抵抗を感じていた方も少なくないでしょう。
待ちに待った“昼飲み”できるお店。オープン後初の土曜日となった7月18日には、さぞかし混雑・・・あれ?誰もいない。これはいったいどういうことでしょうか。
元祖串かつ恵美須商店はお財布に優しい
上の写真は、7月16日にオープンした「元祖串カツ恵美須商店」。筆者は家庭の都合でドアを開けることができず、夜の晩酌時に眺めるために外観の写真を撮ってきましたが、なんだか様子がおかしいのです。
そう、お客の気配がしないのです。外はピーカンの晴天、夏らしい暑さです。お昼ともなればビールの誘惑に打ち勝つことができる人は、かなりの意思がしっかりした人でしょう。
何しろ、ハイボール290円、ビール中ジョッキ330円。フードメニューは100円台から数えきれないくらいのラインナップ。お財布にも優しく、何の罪悪感も感じないはずです。
それなのに、なぜ客がいないのでしょう。不思議でなりません。
筆者が写真を撮っているわずかの時間に、数人がお店の前のメニュー表に足を止めては、去っていきました。昼飲みできるお店を気にしていることだけは間違いなさそうです。
「酒好き屋 ハナサク」は、あらゆるお酒に出会える角打ち酒場
上の写真は、7月15日にオープンした「酒好き屋 ハナサク」。筆者は帰宅しなければならない時間が迫っており、晩酌時に眺めるために急いで写真を撮って、この場を後にしましたが、開放されたドアから見えたのは従業員の方だけ。
やはり、先ほどのお店と同じように、お店の前を通る人は、間違いなくずらりと並べられたお酒の瓶を横目でチラチラ見ています。
しかし、やはりお店の中に入ろうとする人はいません。
新札幌の民は、昼飲みに罪悪感を持っているのか
筆者はこう思うのであります。新札幌の民は昼飲みに罪悪感のようなものを持っているのではないでしょうか。ススキノからは遠く離れた札幌の東端で、昼飲み文化に触れることが少ないということが影響しているのかもしれません。
「昼飲み」は、新型コロナに対応した新北海道スタイル
しかし、WITHコロナの時代には、昼飲みというスタイルは欠かせません。夜だけに多くの人が酒場に繰り出し「密」の状態を作るのは、新型コロナウイルス感染防止の観点からは好ましくなく、居酒屋の利用時間は分散させることが必要でありましょう。
新札幌の民よ、何も恐れることはありません。休日は、さらっとスマートに昼飲みして、帰宅したら昼寝して。夜は、目が冴えてしまうので、本棚の飾りになっていた小説を読むなり、資格の勉強をするなり、有意義に過ごせることでしょう。
そのことが、新型コロナウイルスの感染リスクを減らし、売り上げ減少にあえぐ飲食店の助けにもなり、皆が幸せになれる新しい生活スタイルなのです。
さあ、勇気を出して、昼飲み酒場のドアを開けましょう。
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コメント
昼のみにいきたくなりました!
情報ありがとうございました。
昼呑みをこよなく愛する新さっぽろ民です。
恵比須商店は早く新さっぽろに早く出来ないかと楽しみにしてました。
無くならないように通わなきゃ!