2019年頃撮影
夕鉄バスは、2023年10月１日から夕張市と新札幌を結ぶ２路線を含む３路線を廃止しました。(2023.10.02記）
なお、南幌東町～新札幌駅前の路線については、運行を継続するとのことです。
【2023年10月1日に廃止となったバス路線】
・新夕張駅前～栗山駅前～新札幌駅前（3往復）
・りすた（夕張市拠点複合施設）～由仁駅前～新札幌駅前（急行、5往復）
・栗山駅前～南幌ビューロー～新札幌駅前（4往復）
夕張鉄道株式会社では、廃止の理由として、運転士不足の慢性化や利用者の減少に加え、原油価格の高騰など様々な要因が重なり大変厳しい経営状況となっていることを挙げています。
夕鉄バスを運行している夕張鉄道株式会社は、もともと夕張市と江別市野幌を結ぶ「夕張鉄道」を運行していましたが、1975年に廃止され、その後、観光バス事業、路線バス事業を行ってきました。
旧夕張鉄道の路線跡は、江別市から南幌町へ向かう「きらら街道」などとして痕跡を残しています。
新札幌と江別間では、主要路線をJR北海道バスと北海道中央バスが走り、夕鉄バスは苦汁をなめてきましたが、昨今の経済状況等の中で、持ちこたえられなくなったようです。
画像出典/夕鉄バス
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