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「厚別水再生プラザ」は、私たちが流した汚水を浄化する下水道処理施設【札幌市厚別区】

厚別水再生プラザ 05交通機関・公共施設・病院・学校など
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厚別水再生プラザ

厚別通りから白石区との境界付近の山本川沿いを北上すると、厚別区厚別町山本。厚別高校を過ぎるあたりから住宅街とは全く異なる風景が広がります。

自動車関連業者や造園業者などが広い敷地をもとめて事務所を構えていたりします。

周辺は山本川の水辺、林や原っぱなどの雑種地ばかり。そのような環境の中に「厚別水再生プラザ」があります。

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「厚別水再生プラザ」とは

厚別副都心地域、清田、平岡など月寒川の東側地域の汚水が下水道を通り最終的にたどり着くのが「厚別水再生プラザ」、いわゆる下水処理施設です。

厚別水再生プラザ

札幌市には10の水再生プラザのほかポンプ場や汚泥を処理する施設などがあります。

厚別水再生プラザは、昭和48年10月に運転が開始され、3度の増設を経て現在に至ります。

また雪対策施設としての大規模融雪槽(汚水調整池と兼ねる)が平成5年1月に完成しています。

下水処理の仕組み

下水道には様々な汚水が流れてきます。台所からの排水、風呂のお湯、水洗トイレからの屎尿などです。

大便の時に流される1回の水の量は6リットルといわれています。トイレットペーパーを流すときに再び6リットルを使うと、合わせて12リットルですね。

これだけ考えても、我々生活者には想像できないくらいの量の汚水が下水道に流されてくるのですね。そして、汚水は、これらの処理施設にたどり着くのです。

下水道管を通り水再生プラザに集められた汚水は、沈殿池を経て反応タンク内で活性汚泥の中にいる微小な生物の働きによりキレイにします。

約6時間かけて有機物は微小な生物の栄養として吸収され、沈殿しやすいかたまりになります。上澄みのきれいな水だけを取り出した後、消毒施設で塩素消毒し、川へ放流されます。

【参考】
札幌市公式サイト「水処理センター・下水管理センター・水再生プラザ」

■厚別水再生プラザ
住所 北海道札幌市厚別区厚別町山本645番地18
電話 011-891-4360
処理区域面積 4,468ha
処理能力 154,800m3/日

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