昨年11月に火災被害に遭った「ロイン亭平岡店」が、2か月以上経った現在も営業再開せずに沈黙を守ったままです。一部では、そのまま閉店では?というウワサも流れている中、周辺の事情について整理してみました。
<2018.02.03追記>現地の貼り紙にて閉店が確認されました。
ロイン亭平岡店の火災について
まず、「ロイン亭平岡店」の火災についてですが、発生日時は、2017年11月11日午後5時30分ごろ。公式サイトには、2日後の13日に「お詫び」が掲載され、火災発生個所がロースター付近であったこと、当分の間休業することがお知らせされました。
<ロイン亭平岡店公式ツイッターより(下)>
11月12日 08:10 大変申し訳御座いません、火災事故の為、当分の間休業させて頂きます。ロイン亭平岡店支配人 https://t.co/nUsq1QpbIJ
— 焼肉バイキング ロイン亭 平岡店 (@RointeiHiraoka) 2017年11月11日
このことについては、当ブログでも記事にしていました。
●2017年11月14日
上野幌のロイン亭平岡店で火災発生2017年11月11日【札幌市厚別区】
2018年2月1日現在、公式サイトのこのお知らせは、削除されており、間もなく動きがある可能性があります。
一帯の商業施設を(株)ホクノーが取得
今回の火災被害を報じるリアルエコノミーの取材により、「ロイン亭平岡店」を含む、ゲオ、ツルハ、業務スーパーなどが営業する商業施設「ライブショッピングコート」を2017年3月に株式会社ホクノーが取得していたことが明らかになりました。
周辺の宅地とともに丸紅が開発
厚別区上野幌3条2丁目の商業施設「ライブショッピングコート」は、周辺の宅地開発とともに丸紅リアルエステートマネジメント株式会社(本社:東京都港区)が開発し所有してきました。
ホクノーへの所有権の移転は2017年3月
「リアルエコノミー」の報道によると、上野幌周辺の宅地開発が一段落したことから当商業施設を地元資本に売却する方向で調整を進めた結果、株式会社ホクノー(本社:札幌市厚別区)が取得することとなった模様です。所有権の移転は既に行われ、丸紅リアルエステートはこれらの施設を現オーナーであるホクノーから各店舗に「サブリース」する形で引き続き関与しています。
ホクノーは他の札幌市内の施設も取得
(株)ホクノーは厚別区内にのみ6店舗のスーパーを展開する地元密着企業ですが、今回の「ライブショッピングコート」の取得に合わせ、同じく丸紅リアルエステートが保有していた「ヴィクトリアステーション山鼻店」、「啓明プラザ」(いずれも札幌市中央区)を取得。あわせて上記3施設については丸紅がサブリース(転貸を目的とした一括借上)を行っているとのことです。
ロイン亭平岡店の行方は?
経営戦略の専門家ではない素人の筆者の憶測にすぎませんが、休業が長引いている「ロイン亭平岡店」には次のような事情があるものと考えます。
実は、当ブログより運営会社の公式サイトより問い合わせたところ1週間を経過しても回答がありませんでした。
■ビュッフェレストラン ロイン亭 平岡店
住所 北海道札幌市厚別区上野幌3条2-913-35 複合商業施設ライブショッピングコート
※2018年1月現在休業中
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