新札幌の特徴的な風景のひとつ「空気が入っている風の謎の屋根みたいな構造物」。何だか分からないなりに、近くに寄って詳細を見てきましたので報告させていただきます。(2020.07.21記)
時計塔が無くなった後の新札幌のシンボル?(暫定)
時計塔が無くなった新札幌の、当面の間、シンボルとなるようなものといえば・・・コレでしょうか。
冒頭に、「空気が入っている風の謎の屋根みたいな構造物」と表現しましたが、やっぱり何だか分からない。
いつも目にしていながら、気にはしているのだけど、結局コレが何なのか分からないし、誰に聞いても分からないから、まあ、そっとしていおいている。
自分の中でも、そんな状態が10年以上続いているわけで、そろそろ決着を付けたいという思いもあります。
しかし、ネット検索しても、何も情報が得られず。
たとえば、新札幌が出来た当時の建設概要的な資料が残っていれば、「屋根みたいな構造物」について、何か記載があるのかもしれませんね。
サンピアザ屋上駐車場から「屋根みたいな構造物」を見る
近くまで行けば、何か発見があるかもしれません。そう思い、サンピアザ屋上駐車場に行ってみました。ここから間近に「屋根のような構造物」を見ることができます。
思っていたとおり、空気で膨らませて張力を持たせているように見えます。
パイプのようなものが繋がっています。ここから空気を注入しているのでしょうか。空気だとすると銀色の断熱材のようなものはどう理解したら良いのでしょう。まさか水が通っているとは思えませんが・・・。
電気コードが巻かれています。先ほどの銀色の部分は、単にこの電気コードを保護していただけでしょうか。それにしても、この電気コードはどこに電気を送っているのでしょう。
円いお椀状のものの中に何か電源を必要とする機械が入っているに違いありません。
近くには、コンセントがあり、ここから電源を引いているようです。
機械に詳しい人が見たら、この装置が何であるのか分かるのでしょうか。
ますます謎は深まるばかりです。
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コメント
いつ出来たかは不明ですが、開業時にはありませんでした。
勝手な想像ですが、外気をなんかして(暖めたり冷やしたり)館内に取り込んでるのかな?と、思いました。
電源はおそらくテープヒーターです。
冬季排水管が凍って詰まるのを防ぐものかと思われます。
いつも楽しく拝見しています。
写真の配管は雨水などを外へ流す為の雨樋の様な役目です。巻き付けてある電線はその管の中の水を凍結させない為のヒーターです。凍結膨張による管の破断や雨漏りを防ぐ目的ですよ。
長年見ていますが、あの屋根の構造は不思議ですね。もしわかったら教えて下さい!
その巻いてあるのは、アサヒ特販(白石区菊水にある会社)の排水路ヒーターです。本来は菅の中に入れるものですが、外に巻いてますね。それと、その上から断熱材を巻かないと、熱が逃げて効果がありません。
多分この構造物は大きな雨樋みたいな役割を果たし、そこから流れる雨水等を逃しているのでしょう。