1985年(昭和60年)9月、札幌市厚別区もみじ台のショッピングセンターで通り魔殺人事件が発生しました。通り魔的な犯行で、塾帰りの女子中学生が刺殺されました。あれから34年の月日が経ち、事件現場は何事もなかったかのように穏やかな空気が流れています。(2019.10.08記)
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2019年、元号では令和という新しい時代を迎えるとともに、厚別区は、2019年11月6日に誕生30周年を迎えます。
広報さっぽろや北海道新聞の特集などでも、昭和から平成にかけて振り返る記事を多くみかけます。
当ブログでは、大手メディアが取り上げない出来事などを、不定期で掲載していこうと思います。
1985年9月サンバード長崎屋もみじ台店
白石区から分区して厚別区が誕生したのが、平成元年、1989年のことです。
そこから遡ること4年前の1985年9月、厚別区もみじ台の「サンバード長崎屋もみじ台店」(当時/現在の「ホクノースーパー中央店」)で殺人事件がありました。
筆者は当時、札幌に住んでおらず、この殺人事件のことは知りませんでした。しかし、現在の厚別区やその周辺に古くから住んでいる皆さんの記憶には強烈に印象に残っているようで、たびたびこの話を聞きます。
塾帰りの女子中学生(もみじ台中学校3年生/当時)が刺殺された現場は、現在のホクノースーパー中央店だと伝え聞いていますが、それ以上の事件の詳細を語れる人は筆者の身近にはいませんでした。
かろうじて、事件を伝えた写真が北海道新聞のデータベースに残されています。この写真には、しっかり「サンバード長崎屋もみじ・・・」という店名が映っており、現場検証をしているところと思われる写真は、現在のホクノースーパー中央店の横(サンドラッグ側)のスロープであることは間違いありません。
掲載されたのは、1985年(昭和60年)9月3日なので、事件発生は前日の9月2日だったのでしょうか。通り魔的犯行だったとのことです。
昨年、ホクノー新札幌ビルの前や、厚別駅の歩道橋などで、通りがかりに児童らが暴力を振るわれる事件が起きています。数年前には上野幌で若い女性が殺害される事件も発生しています。
子供たちを守るために?それとも、犯罪に駆り立てられる人を作らないために?私たちは何をすれば良いのでしょう。
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