「財界さっぽろ」2019年2月号に、駅別中古マンション価格と変動率が掲載されていました。この中から、厚別区内の各駅周辺の中古マンション相場を見てみましょう。(2019.01.07記)
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近年、建設資材の高騰などにより、住宅を取得したくても二の足を踏んでいる家族も多いのではないでしょうか。
駅から徒歩10分圏内が、いわゆる「駅近(えきちか)」と呼ばれます。
通勤通学に便利な「駅近」には、なかなか空いている土地は無く、たとえあっても高額で手が出ない。ならば、中古マンションでも・・・その中古マンションでさえ近年の価格上昇は、一般庶民にとっては深刻な状況です。
「財界さっぽろ」2019年2月号に「JR、市電、地下鉄沿線別、一目でわかる中古マンション平均相場マップ」が掲載されています。
厚別区内の駅別中古マンション価格と変動率
※出典/財界さっぽろ2019年2月号
※価格は、面積80平方メートル換算で単位は「万円」
●JR新札幌駅
17年 1,564万円 24.5年
18年 1,685万円 24.2年
価格変動率 【7.7%上昇】
●JR厚別駅
17年 1,733万円 21.0年
18年 1,597万円 24.1年
価格変動率 【7.9%下落】
●JR森林公園駅
17年 1,387万円 25.4年
18年 1,416万円 27.2年
価格変動率 【2.1%上昇】
●地下鉄新さっぽろ駅
17年 1,564万円 24.5年
18年 1,685万円 24.2年
価格変動率 【7.7%上昇】
●地下鉄ひばりが丘駅
17年 1,973万円 17.3年
18年 2,142万円 17.3年
価格変動率 【8.6%上昇】
●地下鉄大谷地駅
17年 1,545万円 23.5年
18年 1,560万円 24.5年
価格変動率 【0.9%上昇】
これらの数字を見る限り、「新札幌」と隣接する「ひばりが丘」エリアの価格上昇が著しく、古い物件が多い「厚別」と「大谷地」が比較的購入しやすいといえるでしょうか。
「ひばりが丘」エリアは新しい物件が多く、このため価格水準が高いといえるでしょう。
それぞれのエリアごとに、利用しやすい商業施設や病院、公園、公共施設など、特徴が異なりますので、中古マンション購入を予定されている方は、広い視野で検討されることをオススメします。
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