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BIVIの核テナントに「コープさっぽろ」_新札幌の再開発に残された選択肢とは?【札幌市厚別区】

03店舗・商業施設
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2023年秋にも開業が予定されている商業施設「Bivi新さっぽろ」のキーテナントに「コープさっぽろ」が進出することが報じられました。(2023.05.02記)

食品スーパーを乱立させることは得策なのか?

2023年5月2日付のリアルエコノミーの記事によると、建設中の商業施設「BiVi(ビビ)新さっぽろ」の核テナントとして「コープさっぽろ」が入居するとのことです。

当ブログは、個人運営の趣味のブログですから、この際、個人的な意見を書きます。

そもそも、この再開発には青写真が描けていない、コンセプトが明確ではないことは、2023年1月にに記事にさせていただきました。

【関連記事】
新札幌はどこへ向かう?どんなコンセプトでどんな展望を描いていたんだっけ?【札幌市厚別区】/2023.01.08

新たな商業施設を作るにあたっては、これまで以上に広い地域から新たな客層を呼び込まなければ共倒れになる危険性についても指摘させていただきました。

なのに、スーパーをキーテナントにするとは、いったいどういうことなのでしょう。

もちろん、テナント誘致に苦しんだあげくに、なんとか応じてくれたのがコープさっぽろだった、という背景があるのかもしれません。現場で働く方々のご苦労は察するに余りあります。

確かにコープさっぽろは魅力的な店舗ですし、スーパーの少ない厚別東地区なら、ぜひ必要だと思います。

しかし、既存店としてイオンとホクノー、卸売スーパーが存在する新札幌に、新たにスーパーを誘致して、再開発後の新札幌に必要な、より広い客層を呼び込めるでしょうか。

ましてや、ホクノースーパーを倒産に追い込んだとしたら、この地域の大切なアイデンティティすらも失ってしまうかもしれません。

この再開発に残された選択肢を考える

大和ハウス工業をはじめとする企業体は、この再開発にあたり、エリア全体のマネジメントの機能を果たしてくれるものだと勝手に思っていました。

しかし、それは過大な期待でしかなかったのです。そうではないと分かった以上、新札幌に関わる事業者は、新たな戦略を打ち出す必要がありそうです。(そもそも、当初に議論されていた構想やコンセプト等はどこへ行ったのでしょう。全体のかじ取り役はいるのでしょうか?)

筆者は、都市計画もマーケティングもズブのド素人ですが、何か良いアイデアは無いものかと思案しています。

例えば、イオンが自らスーパーから撤退して、テナントとしてビックカメラやヨドバシカメラのような大型電気店を入居させるとか、東急ハンズのようなお店を誘致するとか。イオンシネマを持ってくるとか。

ホクノーや札幌看護医療専門学校が中心となって、ヘルスツーリズム事業を立ち上げるとか、エスコンフィールドのサテライト施設を作るとか。

ファンタジーキッズリゾートや札幌市青少年科学館やちあふるを連携させた屋内遊戯場を充実させ、子育て世代の利用を促進するとか・・・。

「新札幌だからこそ」の魅力を創出し、広いエリアからの集客を実現させなくては、再開発が単なる箱物の建設工事に終わってしまいます。

まずは、徹底的なリサーチをして、新札幌にふさわしいコンセプトを打ち出すことが必須です。もう遅いかもしれませんが・・・。

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コメント

  1. ブレターシュタット より:

    ホクノーの提灯記事。街を挙げての老人ホームもみじ台に寄生し成長を放棄したスーパーなど今更持ち上げて誰が得するのか?それよりも圏内にないコープさっぽろに来てもらい、競争を促した方が余程地域の為になる。

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