札幌市厚別区に隣接する江別市にある「湯川公園」は、広々とした芝生や３か所の駐車場があり、秋には見事な紅葉を楽しむことができます。(2023.10.28記）
厚別区から近い、駐車場が３か所、自然豊かな森、広大な芝生「湯川公園」
札幌市厚別区に隣接する江別市のど真ん中にある「湯川公園」は、屯田兵として入植した湯川家の所有地を含む一帯を市が買い上げ公園化した場所。
当時の面影を残す森には、沢地の池が残され、エゾリスや野鳥などを観察できる遊歩道が整備されています。
森や屯田兵屋があるエリア、広大な芝生のエリア、遊具やバスケットコートがあるエリアそれぞれに駐車場が整備されていて、厚別区民も利用しやすい公園です。
紅葉が素晴らしい湯川公園
初めて訪れた方は、住宅街の中に、こんなに素晴らしい森が残されているなんて！とびっくりするでしょう。筆者が訪れた際にもキジのような野鳥を目にしましたし、エゾリスもよく見られるそうです。
起伏に富んだ地形は、色づいた木々をいっそう華やかに映し出します。沢地には池が残されています。地図を見ると近くに「屯田川」があり、ここが水源のひとつとなっているのかもしれません（推測です）。
明治19（1866）年広島県から屯田兵として入地した湯川家の当時の「屯田兵屋」が復元されています。
※筆者が訪れた2023年10月は、札幌市内で雪虫が大量発生していましたが、筆者が訪れた10月28日（土）、この場所では雪虫の姿はほとんどありませんでした。
超広い芝生で遊び放題！湯川公園
超広大な芝生は、フリスビーやバドミントンなどをするのに最適。それにしても広い！
札幌市内の公園と比較して、人口密度が圧倒的に低いので、とても解放感があります。
遊具のあるエリアはすり鉢状の底の部分で、バスケットコートが設置されています。
※2023年10月現在遊具は整備工事の最中でした。
湯川公園への生き方＿場所と駐車場
札幌市厚別区からは、JR新札幌駅から8.8km、車で21分。西友厚別店から6.8km、車で14分の距離にあります。
札幌市厚別区から湯川公園に行くには、厚別通で江別市内に入り（江別市内に入ると「三番通り」という名称に変わります）、三番通り側から、あるいは四番通り側から公園に入ります。
駐車場は３か所あり、一番大きな駐車場は、四番通り沿いの、北東側、地図では右上の箇所です。※案内図を大きな画像で見る
■湯川公園
住所 江別市野幌寿町19番地
面積 69,510平方メートル
アクセスマップ・地図
■湯川公園の一番大きな駐車場
住所 江別市野幌寿町19-52
４番通りに面していて、湯川公園の北東の端です。
アクセスマップ・地図
2番目に大きな駐車場は、南西側ですが、住宅街を通るので、初心者には分かりづらいです。北西側の駐車場は、数台程度しか駐車できません。
厚別区に隣接する江別市内の公園は車で利用しやすい
湯川公園の2番目に大きな駐車場（南西側）
江別市内の比較的大きな公園には、駐車場が整備されているので、車で移動される方にとっては、厚別区内で公園を探すよりも利用しやすいでしょう。
「湯川公園」以外では、カモが泳ぐ池のある「泉の沼公園」あたりが特におすすめです。
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