札幌市厚別区もみじ台6丁目「ホクノースーパーもみじ台南店」前にある「もみじ台買物公園」の味わい深さは格別のものがあります。意識的に集ってみると楽しい使い方ができそうですよ。(2020年10月21日)
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「もみじ台南地区」のオアシス・・・だったはず
この表示を見つけるまでは、公園として名前が付いているとは思いませんでした。筆者は「ホクノースーパーもみじ台南店」から「パーク商店街」に降りる通路としてしか認識していなかったのです。
「もみじ台買物公園」という名称が付いていると知ると、この場所に込められた設計者や地域の人たちの様々な思いが想像でき、急に存在感が大きくなってきます。
隣接する「ホクノースーパーもみじ台南店」は、小規模なスーパー。1kmの距離に大規模な「ホクノースーパー中央店」がありますが、車を持たないお年寄りにとっては「もみじ台南店」は大切な存在です。
この「ホクノースーパーもみじ台南店」を見上げるように、小さな商店街があります。
既に商店街としての機能は失われています。数年前までラーメン店、カラオケ居酒屋などもあったように記憶していますが、今は、美容室、宅配弁当店、学習塾があるのみ。
「もみじ台買い物公園」は、「パーク商店街」と「ホクノースーパーもみじ台南店」に挟まれるようなポジションに立地しています。
「もみじ台買物公園」は、ホクノースーパーや商店街で買い物をする人たちが小休憩するために使うことを想定していたのでしょうか。商店街が元気だった時代は、お祭りの際など、多くの人が集っていたことでしょう。
高齢化が著しいエリアだけに、今の買い物公園には人影はありません。何度か訪れていますがいつもそうでした。
午前中ならお年寄りが集ったりしているのかな、と思いましたが、地域清掃をしている2名を目撃した以外に誰にも出会いませんでした。
だったら地域住民以外の視点から、この「もみじ台買物公園」に新しい価値を吹き込めないものでしょうか。
団地ピクニックに拠点に「もみじ台買物公園」
5000戸以上があるといわれる道内最大規模の団地「もみじ台団地」。何度訪れても、自分がどこにいるのか把握できなくなるほど壮大な団地群です。
団地敷地内は、本来は、部外者が通行する場所ではないのでしょうが、エリアごとに様々な歩行者用通路が張り巡らされており、公園やベンチなども、場所によってさまざまな姿を見せてくれます。
それは、まるで巨大なテーマパークの散策路のようでもあります。
「団地ピクニック」・・・この記事を書きながら筆者が勝手に考えた概念ですが、美しい団地の造形美を楽しみながら、この迷路のような団地の合間を巡るだけでピクニックが成立するのではないでしょうか。
それにしても、お弁当持ってピクニックに出かけたはいいが、部外者が団地敷地内でくつろぐのは気が引けますね。
そこで登場するのが、先の「もみじ台買い物公園」です。
ホクノースーパーに隣接していますから、お弁当を持参していなくても、何がしかの食料は調達できそうです。
この三角形のパイプはベンチとして使用できるのでしょうか。それにしても、トイレはどうするかという問題が浮上してきました。それは別途考えることとしましょう。
1キロほど新札幌寄りには、「ホクノースーパー中央店」がありますから、こちらから出発して、「もみじ台買物公園」を第二の拠点として活用するのも良いと思います。
お店が近くにある安心感っていいですね。ぜひ「もみじ台買物公園」の存在を改めて確認しておきたいところです。
なお、「団地ピクニック」の楽しみ方については、また、改めて記事化してみようと思います。
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