小野幌川のほとりに人知れずひっそりとオープンしたそば屋さんがありました。
2019年5月4日現在、“アイドリング営業中”の「手打ちそば屋酒 空のかおり」におじゃましました。(2019.05.05記)
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苦節11年、脱サラ店主手作りのお店
開店を祝う花束が添えられた看板には「開店メニュー おそばと食後の小ケーキとコーヒー 700円」の文字。
個性的なタッチの文字は、真新しいノボリとともに、ここまでこぎつけた喜びに満ちています。
玄関をくぐると、靴を脱いで2階へ上がります。
にこやかな店主ご夫妻(?)に迎えられ席につきます。現在のところ、メニューは、看板に書かれていた“開店メニューセット”のみ。
言ってみれば“プレオープン”状態におじゃましちゃったわけです。
冷たいそば茶をいただきながら、真新しい店内をながめます。
オープンしたてとは思えない、空間に馴染んだインテリアですね。
聞くと、店主は、脱サラしてそば屋を目指したものの、なかなか上手く行かずに11年が経過、その間、アルバイトで様々な職種を経験、その経験などを活かして、店内のテーブルなどは自ら木を削って作ったのだとか。
それにしても、管板の文字の独特なタッチといい、芸術的センスがうかがえます。
幻の摩周そばを使用
さっそく「開店メニューセット」が登場。いつもラーメン・炒飯セットばかりの筆者にとっては、まずは見た目の美しさに感激です。「これが日本の美ってやつなのか」なんて、いまさら心の中でつぶやいてみたり・・・。
さて、蕎麦は、希少な摩周そばを使っているとのこと。ネットで調べると全国のそば通をうならせる幻の蕎麦なのだとか。
蕎麦は、細い十割そばと、若干つなぎを使った太いものとが選べ、筆者は細いものにしました。
実は「試食」と称して太いものもいただいたのですが、細い十割そばが一般向けのようです。
太いそばは、おそらく、そば通の方々が、そば粉の風味の違いとか食感とかを楽しむのに適しているでしょうか。
それにしても、「十割そば」に対して筆者が勝手に抱いていたイメージと違い、とてもコシが強く、のどごしの良くシャープなお蕎麦でした。
日ごろから、蕎麦は、乾麺を茹でてめんつゆで食べる程度の筆者ですから、味の違い云々を述べるつもりはありませんが、大変美味しくいただきましたよ。
コーヒーまで付いて700円と超お得。野幌の原始林に近いためか空気が穏やかです。
ただいまアイドリング営業中
いただいた名刺には、「営業時間11:00~21:30」と書いてありましたが、現在のところ、あくまで予定。
近いうちに、メニューを決め、本格営業に舵を切るようです。
夜は、お酒も楽しめそうですよ。
お店のホームページがありますので、更新されるのを楽しみに待つことにしましょう。
場所・定休日・駐車場など
■手打ちそば屋酒 空のかおり
住所 北海道札幌市厚別区厚別東4条6丁目3-1
電話 011-898-5215
営業時間 11:30~20:00(※2019.05.13修正)
定休日 火曜日
駐車場 店舗横に2台ほか
ホームページ
もみじ台通りから住宅街に入り、小野幌川に架かる橋の手前を右手に曲がり、すぐにさらに右に曲がります。
アクセスマップ・地図
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