新札幌のFMドラマシティのパーソナリティでもあるミュージシャンが難病と闘っており、高額な治療費を捻出するためクラウドファンディングを実施しています。(2025.1.1記)
クラウドファンディング_再生医療・幹細胞治療プロジェクト~堀田勝彦氏の挑戦
FMドラマシティのパーソナリティ堀田勝彦氏が病に倒れた
新札幌のFMドラマシティの番組「WEEKLY MAVERICK HOUR HEAVY METAL ROMANCE」で10年間パーソナリティを務めていた札幌のヘヴィメタルバンド「MAVERICK(マヴェリック)」のリーダー堀田勝彦氏が脊髄梗塞という難病のため再起不能の危機と闘っています。
堀田氏は、2023年4月に脊髄梗塞を発祥、半年の入院を経て退院したものの全身に麻痺が残り、身体障害者1級の認定を受け現在もリハビリを続けているとのこと。
バンドを率いるミュージシャンでもある堀田氏は、音楽家生命の危機に見舞われています。
ロックミュージシャンを襲った「脊髄梗塞」とは
脊髄梗塞とは、脊髄にある血管が詰まることで脊髄の一部が壊死する病気です。このことにより、神経が機能しなくなり、麻痺などの症状が出ます。
脊髄神経が壊死した場合、これまで、麻痺等の後遺症を回復させる治療法は無いとされてきました。
しかし、幹細胞治療を実施した後、劇的な回復が見込めるケースがあることから、自分の体から採取した幹細胞を人工的に培養して増やし、投与で身体に戻す方法が試されることがあります。
ただし、この方法は、保険適用外であるため、治療費が1千万円を超えることも珍しくありません。
2025年1月1日からクラウドファンディングを実施
美神の三十年来の友、北海道メタルの雄「MAVERICK」の堀田勝彦が聞いたこともない難病にかかり復活を目指している。 また海外ファンをも唸らす素晴らしい楽曲が聴きたいのでクラファンの応援をお願いしたい。 https://t.co/AlHhr5SS9O
— 美神 先生@反原発♥反戦♥反核♥ (@mikamisakio) December 27, 2024
1千万円を超えることもある膨大な治療費を捻出することは容易ではありません。
このため、堀田氏は、「障がいを克服し絶望の淵から這い上がり再び舞台に立ちたい!」と再生医療(幹細胞治療)を受けるためのクラウドファンディングの実施を決意。2025年1月1日から下記リンク先にて支援を呼びかけています。
リンク:クラウドファンディング「~奇跡の旋律~幹細胞治療で未来を奏でる~」/for Good
堀田勝彦氏・メタルバンド「MAVERICK」とは
堀田勝彦氏は、WARHELL(1988年~)を経て1991年にメタルバンド「MAVERICK」を結成。札幌を中心に全国各地でライブを行うほか、2005年には、当時の北海道のヘヴィメタルバンドとして初の海外のステージにも立ち、ドイツをはじめとして香港にてポール・ギルバートとの共演も実現させています。
その後、MAVERICKは、2005年にSPIRITUAL BEASTよりファーストアルバム、2012年に海外レコーディングによるセカンドアルバムを発表。ヨナス・ハンソンやカイ・ハンセンなどの有名アーティストとの交流も多く、セカンドアルバムは、ピート・シールクのプロデュースにより、元GAMMA RAYのヤン・ルバック氏所有のスタジオなどでレコーディングされています。
リンク:MAVERICK公式サイト
その音楽性は、ブリティッシュメタルやスラッシュメタルなどの背景も感じられますが、筆者としては、北欧テイストを加えたジャーマンパワーメタル的な側面が世界的にも貴重な存在となっていると感じていました。バンド自身は、これをロマンティックパワーメタルと表現しています。
この音楽性を支えているのが、バンドのリーダーでありメインソングライターであるボーカル兼ギターの堀田勝彦氏です。
時代のトレンドとは一線を画した音楽性を守り抜く一方で、デビューを支えた元ギタリスト木谷典靖氏が2021年に、そして元ドラマーの江黒朗氏も2022年に永眠するという悲劇も経験しました。
そして、2023年4月、新メンバーも決まりニューアルバムの準備中というときに、堀田氏が脊髄梗塞を発症。MAVERICKの存亡の危機とともに堀田氏は音楽家としての岐路に立たされています。
リンク:クラウドファンディング「~奇跡の旋律~幹細胞治療で未来を奏でる~」/for Good
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