国道12号沿いの厚別区と江別市の境界線付近にある「ようこそ江別」と書かれたモニュメント(歓迎塔)が撤去されることが分かりました。(2023.06.10記)
歓迎塔「ようこそ江別へ」は、昭和60年度設置
国道12号を厚別区方面から江別市に向かうと、江別市域に入ったところで、左手に「ようこそ江別へ」と書かれたモニュメントがあります。
この「歓迎塔」は、1989年(昭和64年)の第44回国民体育会北海道はまなす国体開催に向けて、昭和60年度に作られたものです。
このモニュメントが、どうやら撤去されるらしいです。
江別市ホームページには、2023年6月1日の日付で、「江別市発注予定工事」が掲載されており、「歓迎塔撤去工事」について6月中旬にも指名入札が行われるようです。
工期は、2023年6月中旬~10月下旬と記載されていますので、少なくとも10月下旬には、このモニュメントは姿を消すこととなります。
新人江別市議 高柳理紗さんのテレビ取材の中で
この「歓迎塔」の撤去については、事前に情報がありました。
2023年5月下旬に放送されたHTBニュースの中で江別市議会議員に初当選した高柳理紗さんが、取材の中で、「委員会での初めて質問は、札幌市との境界にある「歓迎塔」に決めました。撤去費用に疑問を感じました。」と話していたのです。
この情報を元に、江別市ホームページをチェックしてみたら、情報が掲載されていました。→こちら(PDF)
なお、撤去の理由について、高柳市議のツイッターでは次のように説明されています。
元々は電電公社(現NTT)所有地だったようですが今年売却され所有者が変わり撤去依頼があったという流れのようですꙬ長年、うしろの泌尿器科の看板に目が行きがちな高柳でした( ..)՞江別市民として不甲斐なし🙈
— 高柳りさ 34歳主婦《江別市議会議員》1年生 (@ebetsu0744) May 24, 2023
土地所有者の依頼とのことで、致し方ない事情のようです。
また、百年記念塔といい今回の歓迎塔といい、昭和の時代には、様ざまなモニュメントや記念碑の類がたくさん作られました。平成、令和と時を経て、これからは、こういった建造物の在り方も、変わっていくのかもしれませんね。
なお、この件に関しては、市議会議員さんにお任せして、個別のお問合せ・クレーム等はお控えいただきますようお願いいたします。
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