「厚別東ひまわり公園」には、滑り台とブランコが無い。一方で、超豪華な東屋や足つぼマッサージなどがある個性的な街区公園です。(2021年8月26日 記)
スポンサーリンク
滑り台とブランコが無い「厚別東ひまわり公園」
厚別区厚別東の住宅街にある「厚別東ひまわり公園」は、個性的な街区公園です。
「厚別東ひまわり公園」の特徴は、超豪華な東屋(四阿/あずまや)と足つぼマッサージができる「自然良くさんぽ路」があること。
一方で、公園には定番かと思われる滑り台とブランコが無いのです。
厚別東ひまわり公園は、昭和54年設置、1,611平方メートルの街区公園。平成4年に「市も野幌ひまわり公園」から「厚別東ひまわり公園」に名称を変更しています。
靴を脱いで利用する足つぼマッサージ
一見すると、どんなふうに使うのか分からないゾーンがあります。でこぼこ道を楽しむ遊具でしょうか?
これは「自然浴さんぽ路」と名付けられた足つぼマッサージ用の設備。
短時間で大急ぎで取材している筆者は、写真だけ撮ってその場を離れましたが、お時間のある方はぜひ試してみてください。
そして、くれぐれもお酒を飲んだ後の利用は控えてくださいね。
超豪華なあずまや(四阿/東屋)
なんといっても目を引くのが、この超豪華な東屋(四阿/あずまや)。どのように利用されているのでしょうか。ラジオ体操の後におにぎりと漬物を持参して、皆で朝ごはん?
10人くらい収容できそうな広さがあります。
真夏でも、日影で過ごすことができて、心地よさそうです。
変貌する街区公園~ニーズに合わせた再整備
街区公園(昔風に言うと児童公園)は、かつて、どの公園も同じ遊具あって似たり寄ったり、という印象があったかと思います。
昭和の時代には、子供たちが遊べるように、ブランコ、滑り台、ジャングルジム、砂場などが設置されているのが当たり前でしたね。
しかし、防犯意識の高まりから小さい子供だけで遊ぶ姿は少なくなり、保護者同伴だと周囲のより大きな公園を利用する例が増えました。そして地域によっては、高齢化が進み、お年寄りたちの憩いの場としては、かつての“児童公園”では馴染みづらいといった課題も出てきました。
このようなことから、近年では、地域の実情にあったカスタマイズをする例が増えています。札幌市でも、地域住民を交えたワークショップを開催し、ニーズに寄り添った改修をするなどの改善を進めているようです。
「厚別東ひまわり公園」も、おそらくこうした流れの中で、地域に望まれる公園としてリニューアルされたのでしょう。
街を歩くと新しい発見がいろいろありますね。皆さんのお近くの公園はどんな公園ですか?
■厚別東ひまわり公園
住所 札幌市厚別区厚別東1条5丁目15
アクセスマップ・地図
スポンサーリンク
コメント