北海道百年記念塔の土台の周りの池では、毎年多くのオタマジャクシが繁殖していますが、解体工事がはじまるといったいどうなるのでしょうか。
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毎年、人工池では、大量のオタマジャクシが繁殖している
解体の方針が決まっている北海道百年記念塔ですが、塔の土台の周りに設けられている人工池で毎年繁殖するカエルの行方が心配です。
百年記念塔の土台部分には、周りを取り囲むようにお堀のような人工池が作られています。人工池にもかかわらず、ここでは毎年多くのオタマジャクシが繁殖しています。
オタマジャクシは基本的に雑食性らしいです。田んぼや池の中では、藻や葉っぱについている微生物を食べているのだそう。
ここの池は、日当たりが良いせいか、そこそこに藻の類が繁殖しており、これらを求める微生物など、オタマジャクシのエサは確保できるのでしょう。
解体工事がはじまると池にオタマジャクシは住めない
現在は、落下物の危険のため、周囲が立ち入り禁止となっており、ロープ越しにしか観察できません。
さて、百年記念塔が解体されるとすると、工事に伴い、この池に水が張られることはなさそうです。
しかし、カエルが産卵する時期に雪解け水が残っていたりすると、あやまってここに産卵するカエルがいるかもしれません。
産卵時期に配慮が必要
エゾアカガエルの繁殖期が4月~5月、ニホンアマガエルの繁殖期が7月頃とされています。産卵期が早春のエゾアカガエルが雪解け水がたまったこの池で産卵してしまうことは考えられないのでしょうか?
工事を行うのでしたら、雪解け水や雨水を丁寧に排水しておき、カエルが産卵しないよう配慮していただければ嬉しいですね。
カエルの専門家の方の意見も、ぜひ聞いてみたいものです。
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