現在改装中の「西友厚別店」（札幌市厚別区）の店内に、「ドン・キホーテ」が入ることが明らかになりました。（2023.03.04記）（2023.04.05追記）
「ドン・キホーテ厚別店」2023年4月28日オープン予定
「西友厚別店」内に「ドン・キホーテ」がオープンするとの情報は、当初、北海道経済情報サイトの「リアルエコノミー」が2023年3月4日付で報じられました。
これまでも、周辺の事情から、改装後に「ドン・キホーテ」が入るのでは？とささやかれていましたが、これが現実のものになるとは驚きです。
「リアルエコノミー」の記事によると、
「西友」は食品に特化し、「ドン・キホーテ」は、日用消耗品や家庭雑貨品、化粧品、スポーツ用品、家電製品、衣料品、玩具、バラエティグッズなどを取り扱うとみられる。
引用/リアルエコノミー
とのことです。
現地の貼り紙によると「ドン・キホーテ厚別店（仮称）」のオープン時期は、4月28日（金）となっています。
道内最大級の駄菓子コーナー
4月3日付「ITmediaオンライン」の記事によると、「ドン・キホーテ厚別店」では、日用消耗品のほかアミューズメント感のある売り場を展開、道内最大級の品ぞろえを誇る駄菓子コーナーが設けられるとのこと。
また、家電コーナーではサブ冷凍庫を充実、「メンズ美容コーナー」では、オリジナルブランドの「情熱価格」の電動髭剃りや脱毛器などをそろえるとのことです。
地域ニーズの取り込みを強化する「西友」＿これまでの経緯
旧セゾングループで全国に335店舗を有するスーパーマーケットチェーン「西友」は、バブル期のファイナンス事業の失敗などで苦境に陥っていた2002年、アメリカ合衆国に本部を置く世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」と包括的業務・資本提携を結び、2008年には完全子会社化されました。
その後の報道では、ウォルマートが思うような業績を上げることができなかったことから、西友を売却するのでは？ともささやかれました。
2018年には、「ドン・キホーテホールディングス」の大原社長が西友への関与について「興味ある」と発言してします。
実際に、「西友吉祥寺店」（東京都）では、2022年11月にリニューアルした際「ドン・キホーテ」が入っています。
現在、ウォルマートの持ち株比率は15％まで減らし、西友は地域ごとに異なる消費者ニーズの取り込みを強化しているとか。
近くの西友清田店では、2022年11月、３階に衣料品・生活関連雑貨を格安で販売するファッション市場「サンキ西友清田店」をオープンさせています。
西友厚別店 改装中のエリア図
■ドン・キホーテ厚別店（仮称）
住所 北海道札幌市厚別区厚別西4条6-700-126 西友厚別店内
※2023年4月下旬オープン予定
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