札幌の副都心として開発された新札幌。1977年6月10日、サンピアザがオープンしたその日、その新しい歴史を刻む記念すべき日に、サンピアザの屋上で鐘が打ち鳴らされました。(2020.03.26記)
新札幌の歴史が始まった日を記念して設置された「副都市の鐘」
「珍百景」というくくりに入れるのは失礼かとも思いましたが、シリーズの一環として記事化した方が多くの方の目に留まるかとおもい、ご紹介させていただきます。
現在は立ち入り禁止
サンピアザがオープンした1977年に新さっぽろの副都心開発を記念して披露された鐘は、「副都心の鐘」といい、今でもサンピアザの屋上に設置されています。”ダメもと”で屋上へ向かうと・・・。
設置されている場所は、今は、立ち入り禁止となっていて、遠くからしかその姿を見ることはできません。
この方向をよーく見てみると・・・
ありました。たしかに鐘がありました。これ以上近づくことはできませんが、ネット上に情報は無いものでしょうか。
今後も見れるチャンスはあるかも?

画像出典/札幌市厚別区
平成29年9月26日に開催された、厚別区主催のイベント「厚別歴史散歩“新さっぽろ・ひばりが丘辺”では特別に「副都心の鐘」を見学できたようです。
この時の模様(写真)が、厚別区ホームページに掲載されています。
また、ブログ「札幌時空逍遥」では、自由に出入りできた時に近くで撮影した写真が掲載されています。⇒こちら
このブログに掲載されている写真では、鐘に「副都心の鐘1977.6.10」と刻まれているのが分かります。
このブログによると、1995年に刊行された「札幌副都心開発公社20年誌」に、「副都心の鐘」に関する記述があるとのこと。
現存しているとはいえ、既に歴史の1ページになりつつある「副都心の鐘」。都市伝説化しないように、語り継いでいかなくてはなりませんね。
【関連記事】
●1977年に設置されたサンピアザ屋上の「副都心の鐘」を間近で見た【札幌市厚別区】/2020年7月14日
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コメント
近くで見てみたいですよねーっ!
自分の生まれる前、どんな雰囲気だったのかなーと思いを馳せてみたり…
いつまで鳴らすことができたんでしょうかね。