この記事では、札幌市厚別区上野幌にあるバス停「エデンの街入口」について深掘りしていきたいと思います。(2025.08.06記)
バス停「エデンの街入口」ネーミングの謎に迫る
札幌市厚別区上野幌に「エデンの街入口」というバス停があります。風変わりなバス停名として、ネット上でもたびたび話題となっているようです。
好きなバス停の名前
JHBの
「エデンの街入口」— 柄行みなみ* (@MNMotoge_3) November 24, 2024
#全日本かっこいい地名選手権
バス停ですが……
エデンの街入口
(札幌市厚別区上野幌) pic.twitter.com/OZm2o4N7vX— うし子 (@ushikoseisou) July 28, 2025
バス停「エデンの街入口」は、ジェイ・アール北海道バスの「[循環新14] 新札幌駅行 エデンの街線」および「[新11] 新札幌駅行 エデンの街線」の停留所で、新札幌駅からは約15分の乗車時間です。
住所は、札幌市厚別区上野幌2条5丁目12で、マップは下のGoogleマップのとおりです。
<バス停「エデンの街入口」アクセスマップ・地図>
「エデンの街」とはどこなのか
「エデンの街」というのは、おそらく周辺の宅地開発において、デベロッパー(開発業者)が、土地を分譲する際に付けたネーミングだと思われます。
現在、バス停以外に「エデンの街」と名付けられた施設やエリア名は確認できません。
そこで、札幌の歴史解説ブログ「札幌時空逍遥」では、地元の人に聞いた話として、「“エデンの街”とは、上野幌2条6丁目」あたりではないかと推測しています。
<上野幌2条6丁目のマップ・地図>
<Youtube動画より「楽園は厚別にありました【エデンの街入口】>
なぜ「エデン」なのか
「エデン」とは、GoogleのAI解説によると、「「Eden」とは、一般的に「楽園」や「天国」を意味する言葉です。特に、旧約聖書の創世記に登場する、アダムとイブが住んでいたとされる理想的な場所、エデンの園を指すことが多いです。美しい自然や理想的な状況を表す際にも用いられます」と説明されています。
ところで、なぜこの地に「エデンの街」という名称が登場したのでしょうか。先述のブログ「札幌時空逍遥」では、次のように推測しています。
この場所は、もともと牧場で、創設者の宇都宮仙太郎はクリスチャンでした。しかし、「エデンの街」とまで名付けさせた直接的な理由は、この場所で行われた映画ロケにあるのではないか。
1953(昭和28)年公開の映画「夏子の冒険」(松竹)のロケが北海道各地で行われ、もともと牧場だったこのこの場所でも撮影が行われました。
主人公は、修道院に入ろうと函館を目指して来道したクリスチャンで、青函連絡船で青年と出会い、駆け落ち同然の旅に出る、という物語。日本製カラー劇映画第2作として当時注目を浴びたとのことです。
それにしても、住宅用土地分譲地として開発されたのは1980年代とのことですので、映画の公開から40年近く経っており、もし命名の由来が映画であるとしたら、開発業者は、よく調べたものだと感心してしまいます。
なお、ブログ「札幌時空逍遥」の筆者は、「妄想の世界に遊ぶことをお許しください」と、あくまで推測であることを強調しています。
【参照リンク】
・「札幌時空逍遥」より_新興住宅団地の名前に巡らせる想像/2021.11.20
・「札幌時空逍遥」より_新興住宅団地の名前に巡らせる想像②/2021.11.21
・「札幌時空逍遥」より_新興住宅団地の名前に巡らせる想像 ③/2021.11.22
・「札幌時空逍遥」より_新興住宅団地の名前に巡らせる想像 ④/2021.12.29
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