新札幌名店街2号館1階のパン店「スイートベリー」が、2025年4月にも鉄道高架下の新たな施設に移転予定となっています。(2025.03.02記)
「スイートベリー」が新施設「シンサツBLOCK」へ移転し名店街閉鎖後も営業継続
北海道新聞2025年2月28日版別刷の「さっぽろ10区(トーク)」1面に、「新札幌名店街 地域に愛され40年 3月末閉館」と題した特集記事が掲載されました。
記事によると「スイートベリー」は、2025年3月22日に一旦閉店し、鉄道高架下に新たに新設された施設(シンサツBLOCK)において4月6日から営業を再開する予定とのことです。
「ドルフィー」から受け継いだ愛着のある場所
この記事では、「スイートベリー」の成り立ちについても書かれています。
もともと厚別駅前で小林章さんが「ベッカライ・ドルフィー (Backerei DOLPHY)」を厚別駅前で開業したのは1978年のこと。その後、新札幌の開発に伴い、人の流れが変わったことから、1985年に新札幌名店街に店舗を移転します。
2020年、小林さんから店を譲り受けた山谷斉さんが「スイートベリー」と改名し、現在の店舗となりますが、ドルフィーの名物だったドイツパンもラインナップとして残しながら、ドルフィー時代の常連客に加え新たな客層も獲得しながらコロナ禍を乗り越えてきた、とのこと。
山谷さんは、名店街の場所に愛着があるので、工事が終わったらまた戻ってきたい、と語っているとのことです。
名店街を管理する「ジェイ・アール都市開発」では、耐震化工事が完了したら、跡地に新たな高架下商業施設を設置する方針とのことで、そちらの動向にも注目ですね。
■SWEET BERRY(スイートベリー)
住所 北海道札幌市厚別区厚別中央二条5-6-1 新札幌駅名店街2号館 1F
営業時間 8:30~19:00
定休日 日曜・祝日
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