1日使い捨てコンタクトレンズの空ケースをリサイクルに回すための回収ボックスが、新札幌デュオ1の地下1階のとある店舗に設けられています。(2024.07.27記)
1日使い捨てコンタクトレンズの空ケースはリサイクルへ
日本はリサイクルが進んでいない悲しい国だった
日本のプラスチックリサイクル率は86%という数字が示されることがありますが、そのほとんどは、プラスチックを燃料として再利用するサーマルリサイクルです。
再びプラスチック製品として再生するマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルだけを集計すると約19%となり、OECD加盟国34か国中27位と、もはや先進国とは呼べないような悲しい現状です。
参照:データのじかん
生活実感としては、昔に比べてリサイクルが進んでいるなあ、と感じるかもしれませんが、地球環境の保全に対する意識変化のスピードは、諸外国と比較すると極めて遅いということなのでしょう。
かつてのリングプルとなるか?コンタクトレンズケースのリサイクル
さて、1日使い捨てコンタクトレンズのケースは、表面のアルミシールを剥がせば、残りの部分はすべてポリプロピレン製で、着色料などの不純物も無いので、リサイクルに適しているといわれています。
にもかかわらず、コンタクトレンズの空ケースのリサイクル比率は、約1%程度という現状のようです。
きっと、情報さえ行き届けば、リサイクルは進むはず・・・そう思い、記事にさせていただいている次第であります。
実は、コンタクトレンズの「アイシティ」には、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収ボックスが設置されているのです。
回収ボックスあります「アイシティecoプロジェクト」
HOYA株式会社アイケアカンパニー事業部直営の コンタクトレンズ専門店「アイシティ」が取り組んでいる「アイシティecoプロジェクト」では、アイシティの店舗に回収ボックスを設けており、コンタクトレンズの空ケースを気軽にリサイクルに提供することができます。
また、リサイクルに回す準備作業には障がいのある方の就労支援に貢献しているほか、リサイクルによって得た収益は日本アイバンク協会に寄付され角膜移植の取り組みに活用されています。
新札幌では、デュオ1の地下1階(バスターミナルの下)にある「コンタクトのアイシティ 新さっぽろデュオ店」に回収ボックスが設けられていて、リサイクルに協力した方は、手作りの小物を持ち帰ることができるようになっています。
<Youtube動画>
なお、コンタクトレンズのメーカーやご購入先は問わないとのことですので、他のメーカー品、インターネット購入の方も、毎日発生する空ケースを集めて、回収ボックスを利用してみてはいかがでしょうか。
注)アルミフィルムは剥がして、別に処分してください。
■コンタクトのアイシティ 新さっぽろデュオ店
住所 札幌市厚別区厚別中央二条5丁目6-2 新さっぽろアークシティduoI B1F
営業時間 10:00~21:00
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