北海道の学術自然保護地区に指定されているコナラ林が面積の約半分を占める自然豊かな公園「大谷地の森公園」で、面白い発見をしました。(2020.08.26記)
「大谷地の森公園」の概要
本題の”面白い発見”の前に「大谷地の森公園」の概要をご紹介します。
「大谷地の森公園」は、自然の林を生かした32,920平方メートルの近隣公園。公園内にあるコナラ林は、北海道の学術自然保護地区に指定されています。

画像出典/札幌パーク
ちなみに「近隣公園」とは、主に近隣の住民を対象とした標準的な施設が配置される公園で、誘致圏500m、標準面積2haとされており、厚別区内には、馬場公園や厚別中央公園など15か所が指定されています。
野球場やゲートボール場

野球場
少年野球場(多目的広場)
ゲートボール場(自由広場)
コンビネーション遊具と東屋
コンビネーション遊具
コンビネーション遊具の近くに東屋があります。
大谷地学術自然保護地区
このあたりがコナラの北限なのだそうです。昭和47年に北海道の学術自然保護地区に指定されています。
厚別消防署前と同じスズメのモニュメントを発見
実は、ここからが本題です。
まずは、下の写真、「大谷地の森公園」の入り口の車止めに注目してください。
なにやら、ただの車止めではなくて、造形物がセットされていますね。

大谷地の森公園の車止め
そう、スズメなんでありますが、どこかで見たことあるという方は手をあげてください!
そうなんです。厚別消防署前にも同じものが設置されているのです。それが次の写真です。

厚別消防署の車止め
ぬぬぬ・・・!スズメそれぞれの向きやポーズも同じではないですかっ!
以上のことから、次のようなことが推測できます。
・スズメが取り付けられた車止めは既製品である
・スズメが取り付けられた車止めは特注品であるが、厚別消防署と大谷地の森公園の車止めの設置を発注時期が近かったため、同じ製品を設置した。
まあ、どうでもいいと言われれば、確かにそうかもしれませんが、もしかすると、他の場所にも同じものがあるかもしれません。既製品だとすると全国的に存在するかもしれませんね。
【関連記事】
<追記2020.08.26>スズメの車止めは、「ピコリーノ」という既製品だった
すずめの置物が設置されている車止めは、広島県広島市に本社を置く「サンポール」という会社が「ピコリーノ」という商品名で1980年から販売しているものだと分かりました。
コメント欄にて情報をお寄せ下さったボンヂさん、ありがとうございました!
■大谷地の森公園
住所 北海道札幌市厚別区3 札幌市厚別区大谷地西2丁目3
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コメント
ピコリーノという既製品で札幌はもちろん全国各地のあちこちに設置されているもので、珍しいものでは全くありません。