2020年5月、コロナ禍の真っ最中の北海道ですが、札幌市厚別区では、変質者の出没が相次いでいます。(2020.05.12記)
毎年のことかもしれませんが、2020年の4月以降、札幌市厚別区では、変質者の出没が相次いでいます。中でも成人男性による下半身露出という行為が目立っています。
コロナ禍と関係あるのでしょうか。そして彼らがエスカレートした際により深刻なケースに発展する可能性はあるのでしょうか。
2020年春の厚別区下半身露出事例
●2020年3月13日(金)8時40分頃
厚別中央1条6丁目/40歳位/小太り/スーツ姿
【公然わいせつ #厚別署】3月13日午前8時40分ころ、札幌市厚別区厚別中央1条6丁目の路上で、歩行中の女性が、下半身を露出する男を目撃。男の特徴:40歳くらい、160cmくらい、小太り、黒色又は紺色のスーツ上下着用、黒色リュック所持。不審者を見たらすぐ110番通報を!
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) March 13, 2020
●2020年4月8日(水)16時頃
青葉町1丁目/若い/サングラス
(北海道)札幌市厚別区青葉町1丁目で下半身露出 4月8日夕方 https://t.co/fH9R5HtNqA 下半身を出しているのが目撃された。※札幌市立青葉小学校
— 日本不審者情報センター (@fushinsha_joho) April 8, 2020
●2020年4月25日(土)21時50分頃
大谷地西3丁目/30歳位/160cm/やせ型/メガネ
【公然わいせつ #厚別署】4月25日午後9時50分頃、札幌市厚別区大谷地西3丁目先において、歩行中の女性が、下半身を露出した男を目撃しました。男の特徴:年齢30歳代、身長160cm位、やせ型、眼鏡使用、黒色ウィンドブレーカー、黒色ズボン。不審者を見たらすぐに110番!#北海道警察
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) April 26, 2020
●2020年5月1日(金)夜
厚別中央1条6丁目/年配/スーツ姿
(北海道)札幌市厚別区厚別中央1条6丁目で下半身露出 5月1日夜 | 2020/5/2 – 日本不審者情報センター https://t.co/qmhnzcfESY
— Hironojp2000 (@seagreenjp2000) May 3, 2020
3月13日と5月1日の事例では、いずれも厚別中央1条6丁目でスーツ姿の中年男性による犯行です。また午前8時40分頃という時間帯は、かなり意表を突いています。
●2020年5月10日(日)2時35分頃
厚別中央1条3丁目/20代/170cm位/やせ型
【公然わいせつ #厚別署】5月10日午前2時35分ころ、札幌市厚別区厚別中央1条3丁目付近路上で、帰宅途中の女性が、下半身裸の男を目撃。男の特徴:20代位、170cm位、やせ型、色不明の短髪、黒色系ジャンパー着用。不審者を見たら安全な場所に避難し、110番通報してください。
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) May 9, 2020
●2020年5月11日(月)16時25分頃
もみじ台4丁目/20代/170~180cm/やせ型/メガネ
【公然わいせつ #厚別署】5月11日午後4時25分ころ、札幌市厚別区もみじ台南4丁目において、下半身を露出する男が目撃されました。男の特徴:20歳代、170~180cmくらい、やせ型、上衣暗色系パーカー、下衣青色ジーンズ、眼鏡、カーキ色キャップ帽子着用、紺色ボディバッグ所持
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) May 12, 2020
直近の、5月10日と5月11日の事例では、20代くらいで背の高いやせ型の男性による犯行が目撃されています。
凶悪犯罪につながる可能性はあるのか
気になるのは、より深刻な犯罪へつながる可能性がないかということです。たとえば動物虐待を経験した人物は、エスカレートして人を傷つけることもあります。
犯罪心理学では次のように解説されています。
様々な原因の中でも、女性と関係を築くことがうまくできない露出狂は、臆病な人である傾向があります。感情的な危機を感じている時、通常レベルの社会文化的知能を見せているにもかかわらず、このような欲望や行為が露出狂に起こります。
引用/こころの探検
上記解説の「感情的危機を感じているとき」が意味するところがイマイチ分かりませんが、今のところ、新型コロナウイルスによる経済的不安などとの関連は読み取れません。
彼らは、危険な人達ではありません。さらに、被害者を虐待するようなことはありません。逆に、多くは、不安定に反応し、自分の行為が見てもらえれば逃げてしまいます。彼らの目的は、被害者を驚かせて、恐怖、嫌悪、興味などの反応を引き起こさせることです。こうすることで、支配しているような感覚を得ることができます。
引用/こころの探検
とはいうものの、相手が小中学生だった場合などは、精神的に深刻な影響を与えてしまい、一人の人生を狂わせてしまうくらいの被害をもたらします。
さらに、その犯罪者が別の犯罪的志向を持ち合わせている可能性も否定できません。
上記解説にあるように、驚いたり興味の反応を示すことは犯罪者の思うつぼになります。被害に遭ったら、過剰な反応をせずに逃げるか、あるいはスマートフォンなどで「撮影するぞ!」と警告することが良いように思います。
いずれにしても、夜道は、多少遠回りでも、なるべく人通りや交通量のある道路を利用するようにしましょう。
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