2020年5月、タクシー事業者が飲食店の宅配代行サービスを行う「食べタク」の運用が始まりました。(2020.05.01記)
タクシー業界と飲食業界を助ける新たな仕組み
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や観光客の減少などの影響で、タクシー業界は大幅な売り上げの減少が続いています。
そこで、国土交通省では、期間限定でタクシー事業者に飲食店の宅配代行を許可しました。
札幌市内では、広告会社の「メディアリンク」が、タクシー事業者と飲食店を繋げるサービス「食べタク」の実証実験を2020年4月17日から開始、5月上旬からいよいよ本格稼働をはじめます。
利用者負担は500円、飲食店負担は300円
宅配エリアは、店舗から3キロ圏内。利用者は商品代のほか宅配料金として500円を負担、飲食店も300円を支払う仕組みとなっています。
5月1日付けの日本経済新聞(北海道面)によると、札幌市内を中心に300店舗が参加予定とのこと。
5月1日現在で、厚別区を配達エリアとする飲食店の登録はありません。
長引く影響を先読みした対応を
新型コロナウイルスの影響は、長引くことが予想され、今の時期を耐え忍んだところで、その後に元の状態に戻れるかどうかは、かなり不透明です。
このような中ですから、飲食店を経営する皆様にあっては、今すぐに対応に乗り出さないと、取り返しのつかない状況になってしまう可能性があります。
テイクアウト用に営業を再開しても、注文が少ないと経費がかさみ赤字になることもあるでしょう。
しかし、飲食店経営の経験も知見も無い筆者が申し上げるのは生意気ですが、少しでも早く、知恵と工夫を結集して対策を講じなければ、苦しい状況は打開できないのではないでしょうか。
公式サイトには飲食店様用の申込フォームが設けられています。詳しい仕組みの開設も掲載されていますので、少しでもご興味を持たれましたら、ぜひアクセスしてみてください。
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