新札幌のどこかにある謎の表示板。「オープランタン」って何だ?この記事では、「オープランタン」の謎に迫ります。(2020.03.20記)
ひっそりと話題になったツイート
新さっぽろクイズ〜✨
5月5日の《ピロカフェ 》で
話題になったこの看板🌟・今のカテプリさんは
「プランタンデパート」・でも看板はフランス読みで
「オープランタン」・今のイオンさんは
「スーパーマーケットダイエー」この看板は今もどこかにあるッス✨
新さっぽろのどこにあるでしょう? pic.twitter.com/aphuItJZ4I— ピロ助【カラオケピロス公式】 (@karaoke_piros) May 11, 2019
2019年5月11日、ピロ助【カラオケピロス公式】さんのツイートです。このツイートはリツイート1件、いいね8件と大きく話題となることはありませんでしたが、しかし、新札幌の歴史の重大事項をネット上に刻み込んだのです。
フランス語の冠詞「au」
厚別居住歴20年程度の筆者でありますが、カテプリが以前「プランタンデパート」と呼ばれていたことくらいは知っています。
しかし「オープランタン」って何だ?
この謎を解くべく・・・といっても、ネット検索しただけなのですが、「カテプリ新さっぽろ」の前身である「プランタン新札幌」がオープンした1982年当時、経営主体が「オ・プランタン ジャポン」という会社だったのだそうです。
プランタン(Printemps)というフランス語は、「春」を意味し、auPrintemps(オ・プランタン)とも言うそうです。
「au」はフランス語特有の冠詞で、男性名詞の前に付けるのだそうです。
よって「プランタン」は、必然的に「オ・プランタン」となるということのようであります。
「プランタン新札幌」~「カテプリ」の歴史
1977年(昭和52年)のサンピアザ、ダイエーに続き、1982年(昭和57年)に「プランタン新札幌」がオープンしました。
この「プランタン新札幌」が現在の「カテプリ」の前身です。
「プランタン新札幌」は、ダイエーとフランスの百貨店「プランタン」との提携によるブランド「プランタン」として、1981年の「プランタン三宮」に続く日本で2番目の出店となりました。
開業当時に運営を担っていたのは「オ・プランタン・ジャポン」でしたが、経営が軌道に乗らずに苦戦し翌年1983年には子会社「プランタン北海道」による運営に変わりました。
その後、ダイエーとプランタンによる名称使用許諾契約満了に伴い「カテプリ新さっぽろ」と改称されました。
その後、イオンモール株式会社が運営する「イオンカテプリ新さっぽろ」として現在に至ります。
謎の表示板について
ところで、ツイートにもある謎の表示板ですが、親切な方に場所を教えてもらうことができ、写真を撮影してきました。
多くの方に表示板のある場所をお伝えした方が良いのか、さんざん迷ったあげく、これは、都市伝説のように興味のある人たちの間だけで語り継がれている、というストーリーの方がワクワクするのではないかと思い、分かるような分からないような中途半端な写真を掲載させていただきます。
では、また【厚別珍百景】でお会いしましょう。
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コメント
記事にしてくださりありがとうございます!!!
なーんとなくわかったんですが、ちょっと探してみようと思います。
でも見つからなかったら…と思ったら泣きそうです。
本当に都市伝説ですね!
わたしは、サンピアザの屋上の鐘が大好きです。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
場所は、図面上に「現在地」を表示してある●印の位置の外壁ですよ。
それにして「サンピアザの鐘」!!!ゾクゾクしますねww
情報どうもありがとうございます!
なんとなくわかったので、来週探しに行きます♪( •ᴗ• *)))
すごく楽しみです!
鐘、一度でいいから鳴らしてみたいなぁって思って遠巻きに眺めてます。
ご心配おかけしました(…かわかりませんが…)!
無事に見つけられました!!!
時の流れが止まっていて、感動しました。
写真もこそっと撮ってきました。
ありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
教えていただきました「サンピアザの鐘」さっそく調べて記事にさせていただきました。
なにぶん、地元出身者ではないものですから、これからも、いろいろ教えていただけると嬉しいです。
http://shinsapporo.lomo.jp/wp/?p=8980