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1973年、北海道百年に5,300人余りが参加した手形のレリーフ「大地の手」【札幌市厚別区】

06歴史・地勢・史跡・仏閣
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北海道百年記念塔が完成し一般公開されたのが1971年(昭和46年)。その横に5,300人余りの人の手形が埋め込まれたレリーフ「大地の手」があります。

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この大地に「手」を残そうとした意図は何だったのでしょうか。

文明の発達そして開拓・開発の歴史には、塔のようなビルを次々と建て、ともすると自然の大切さを顧みない破壊を伴う場合もありました。

北海道開拓百年を記念して建てられた北海道百年記念塔。決して、征服欲や支配欲の表現であってはならないはずです。

記念塔完成の2年後に完成したレリーフの説明版(1995年)には、こう記されています。

「人間が知恵を絞り、その「手」の扱いをひとつ間違えば、この「大地」の破壊はさらに進みます。いまこそ、自然の厳粛さに目覚め、「大地」に感謝するこころと、自然との調和をとりもどすときではないでしょうか。」

北海道と命名されて150年を迎えた2018年、これからの北海道を展望するとき、あらためてこの言葉を心に刻んでおきたいものです。

■大地の手
住所 〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌 道立自然公園野幌森林公園 記念塔エリア内

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