厚別区厚別東の国道12号沿い「ランチハウスぐっち」の「カツ丼」(850円)は、どうして美味しいのか。改めて検証してみました。(2021.11.09 記)
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どんな高級店のカツ丼より、大衆食堂「ランチハウスぐっち」のカツ丼がウマい。そう豪語する筆者でありますが、「それは、いかなる理由に基づくものなのか?」と問われた際には、説明責任が生じます。
そんな思いに急き立てられるかのように、背筋を伸ばして、ランチハウスの引き戸を開けました。
国道12号沿いに超目立つ看板
札幌市厚別区内を走る国道12号をよくお使いの方は、誰もがその目立つ看板をご存じでしょう。でも、日ごろからファミレスの有名チェーン店などに馴染んでいる方々にとっては、この昭和的なたたずまいがハードルとなっているかもしれません。
個人経営のいわゆる大衆食堂には、それぞれに個性のある料理に出会えます。そしてこの看板のある風景・景観は利用者がいることで守られています。
ランチハウスぐっちのメニュー表
ランチハウスぐっちのメニューは数年間変わっていません。それだけに、これらのメニューは安定して利用者の支持が集まっているということなのでしょう。
メニュー表に営業時間や定休日が記載されているのは親切ですね。メニュー表の写真を撮っておけば次回来店時の参考となりますしね。
「ランチハウスぐっち」のカツ丼が美味しい理由を検証してみた
今回は、「ランチハウスぐっちのカツ丼がどうして美味しいのか」その理由を具体的に示せるようになりたい、そういう目的をもって来店しました。料理研究家でもない筆者があれこれウンチクを述べるのは生意気でありますが、あくまで食べる人目線で、その感想を連ねてみます。
1 玉子は混ぜすぎず、そしてたっぷり、しかも部分的にナマ
高級店では、自慢のサクサク度を感じてもらうために、煮込んでいない場合がありますが、筆者としては、やはり溶き卵をかけてから玉子が固まり始めるくらいまで煮込んだタイプのカツ丼が好きです。
2 豚肉は高級過ぎないこと
豚肉は多少は歯ごたえがあった方が良いです。高級なヒレ肉よりもロースやモモ肉などがカツ丼には適しているのではないかと思われます。あくまでも個人的な好みですが。グッチのカツは下味の塩コショウは、割としっかり目タイプです。
3 脇役の玉ねぎが主役を盛り立てる
カツ丼に玉ねぎは欠かせません。ガリガリでもシナシナでもいけません。ちょうど良いシャキシャキ感が大切。ランチハウスぐっちでは、おそらく玉ねぎの品質にこだわっているように感じます。
4 シイタケの出汁(ダシ)
ランチハウスぐっちのカツ丼には、干しシイタケのダシが使われているものと思われます。その証拠に、こんなシイタケのかけらを見つけました。
5 全員野球のハーモニー
カツと溶き卵、玉ねぎ、ご飯、ツユのそれぞれの旨さがぶ丼の中で織りなすハーモニー。全員野球。誰も取りこぼさない。それが庶民の味「カツ丼」!
と、ここまで書いておきながら、2年前にランチハウスぐっちのカツ丼を食べて感動した筆者は、その時に次のような記事を投稿していたことが判明しました。
実は2年前にも検証されていた
2019年2月、ランチハウスぐっちのカツ丼の旨さに感動した筆者は、そのポイントについて次のように分析しておりました。この時は、単に「美味しかった!」という感動を伝えただけだと記憶していたのですが、美味しさの秘訣を4つのポイントに整理して解説していたのです。おお!ブレてない自分!
1)卵は混ぜすぎない
2)肉は高級じゃなくてもいい
3)玉ねぎが沢山はいっている
4)シイタケのダシ
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今回のレポートは以上です。味覚には個人差があります。あくまでも個人の感想であることを申し添えておきます。
「ランチハウスぐっち」基本情報
■ランチハウスぐっち
住所 北海道札幌市厚別区厚別東4条4-9-1
電話 011-898-1310
営業時間 11:00~20:00(※祝日は~19:00まで)
定休日 日曜日・第3月曜日
駐車場 店舗前4台分
アクセスマップ・地図
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