北海道遺産にも登録されている道民食「ジンギスカン」ですが、定食メニューとしては定番とはいえず、それほど身近な存在ではありません。
筆者は、それが悔しくて仕方ありません。道産子なら誰しもが子どもの頃から慣れ親しんできたジンギスカンが定食メニューに無いなんて・・・。
今回は、弁当と定食の店「中ちゃん」でいただいた「ジンギスカン定食」のリポートと、周辺の「ジン定」事情についてご紹介します。(2017.11.29 記)
「中ちゃん」のジンギスカン定食
まず、「弁当・定食の店 中ちゃん」については、下記の記事でご紹介させていただきました。
●2017年11月27日
驚き!ランチタイムは約50種類の定食・丼が一律680円!弁当・定食の店「中ちゃん」【札幌市厚別区】
この膨大な数のメニューの中に、埋もれることなく存在感を示しているのが「ジンギスカン定食」(780円)です。
偶然かもしれませんが、筆者が訪れた際にも、持ち帰り弁当を注文するお客のうち、3分の1が「ジンギスカン弁当」だったのです。
注文から待つこと約5分。どうでしょう、この見栄え。野菜の色がとても華やかです。
当然、ライスは大盛にしました。肉と野菜は別々に炒められ、最後にタレがかけれらています。肉には焼いた際にも味付けがされているようです。この製法が筆者は大好きです。
最初からタレに付け込まれた肉と野菜を一緒に炒めると、汁気が多くなり、「煮物」みたいになってしまうので、別々に炒めて、タレは「あとがけ」が筆者の好みです。
美味しすぎてご飯が止まりません。ジンギスカン定食にはライス大盛が必須です。あっという間にペロリ。ごちそうさまでした~。
店内でのお食事メニュー一覧は → こちらの記事に掲載しています。
宅配・お持ち帰りメニュー一覧は → こちらの記事に掲載しています。
厚別区内のジンギスカン定食事情
厚別区内では、大谷地の「きっちんすずや」が前記ような調理方法でジンギスカン定食を提供しています。モヤシと一緒にザクザクとほおばりたいですね。
●投稿日:2017年6月6日
大衆食堂「きっちん すずや」超多彩なメニューにワクワクが止まらない【札幌市厚別区】
最近登場した江別市文京台の「ゆらぎ」は、個人的には残念ながら味付きジンギスカンを使用しています。キレイな新しい店内で腹8分目でいただくスタイル。
●2017年8月7日 ※閉店しました
更科蕎麦と成吉思汗の「ゆらぎ」ランチメニュー一覧_成吉思汗定食ほか【江別市文京台】
隣町の江別市としのぎを削るジンギスカン定食対決
そのほか、江別市内では、江別市民会館レストラン「マキシドルパ」がとても上質なジンギスカン定食を提供していますが、価格が1,000円と高め設定です。
近年、羊肉の相場があがっているのでやむを得ないのかもしれません。
厚別区大谷地の「きっちんすずや」と江別市の「マキシドルパ」のジンギスカン定食の食べ比べリポートは下記の記事を参照してください。
●2017年06月18日
第1回ジンギスカン定食対決_厚別区の「きっちんすずや」VS江別市の「マキシドルパ」【北海道ジンギスカン情報】
同じく、江別市内の「トンデンファーム」に併設されているレストラン「松の実」のジンギスカン定食は、秀逸です。ボリュームもバッチりです。
この「松の実」の食レポは、下記のブログサイトを参照してください。
●ジンギスカン定食800円ボリュームも味もコスパもK点超えか!レストラン「松の実」トンデンファームに併設【北海道ジンギスカン定食情報】
Instagramにおける「#ジンギスカン定食」
画像共有SNSである「Instagram(インスタグラム)」では、「#ジンギスカン」を付けて投稿されている画像は、177,722件であるのに対し「#ジンギスカン定食」は、わずか516件。これは、「#ジンギスカン」の約2%の割合です。
一方、「#焼肉」2,510,840に対し「#焼肉定食」13,021件で、これは0.5%。
同じ焼肉系でありながら、「ジンギスカン定食」の定食としての認知度は、「焼肉定食」よりはるかに低いことが分かります。ジンギスカン定食の地位向上のためにも、ジンギスカン定食を食べたときには、ぜひ「#ジンギスカン定食」のハッシュタグとともに、SNSに投稿しましょう。
「弁当・定食の店 中ちゃん」 住所・営業時間など
■弁当・定食の店 中ちゃん
住所 北海道札幌市厚別区厚別南1-2-15
電話 011-896-7327
営業時間 11:00~15:00(L.O14:15)、17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日 日曜・祝日
座席 13席(4×2、2×2、1)
駐車場 3台
アクセスマップ・地図
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