JR新さっぽろ駅周辺の広告物や緑化、夜間の景観、案内サインなど、景観に配慮した空間づくりを進める「新さっぽろ駅周辺地区景観まちづくり指針(案)」がまとまりました。
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まちをユニバーサルなデザインに
再開発が進むJR新札幌駅周辺において、広告物や緑化、夜間の景観、案内サインなどをユニバーサルなデザインに配力することなどの基準となる「新さっぽろ駅周辺地区景観まちづくり指針(案)」が、このほどまとまりました。
対象となるのは、野津幌川と国道12号、厚別中央通、南郷通で囲まれた範囲で、このエリアを
「景観まちづくり推進区域」とし、このうち、地下鉄駅やJR新札幌駅、G街区、I街区、科学館公園を含む範囲を「景観誘導区域」と位置付けられます。
「景観誘導区域」では、一定規模を超える建築物や一定以上の屋外広告物の掲出は届け出対象となります。
指針案では、色彩や緑化、広告物、夜間の景観、歩行空間の5項目の方針を定めて、建築の際色彩への配慮やゆとりある空間設計を求める内容となっています。
一体感や賑わいに配慮
具体的には、建築物や工作物は、街並みと一体感のある色彩としたり、屋内の賑わいや気配が通りまでつながるよう配慮したり、夜間は店舗の照明などで安全で賑わいの感じられる空間演出に配慮するなどの方針が盛り込まれています。
「新さっぽろ駅周辺地区景観まちづくり指針(案)」は、この後景観審議会での意見聴取を経て、2021年3月の告示を目指すとのことです。
※なお、20201119日現在、札幌市公式サイトには掲載されていませんが(素案段階のものが掲載されています)、札幌市公式サイト内の「地域ごとの景観まちづくり >新さっぽろ駅周辺での取組」に、まもなく掲載されるものと思われます。
※当記事は、北海道新聞、日本経済新聞、北海道建設新聞の報道に基づいて書きました。
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