「道新厚別中央販売所だより」に3年近くにわたって連載されていた「厚別ブラ歩き」が2020年8月5日発行号をもって最終回となりました。(2020.08.09記)
普段何気なく見ている私達の地域の風景。いかにも当たり前に存在していて、気に留めることは少ないかもしれません。
しかし、古い記録などと重ね合わせると、そこには人々が積み重ねてきた土地の成り立ちが浮かび上がってきます。
そんな興味を掻き立てる「厚別ブラ歩き」の連載は、多くの人が毎回楽しみにしていたことでしょう。
2017年10月5日発行号の第1回目では、かつて弾薬庫として使われていたサンピアザ周辺の高低差の不思議に迫っています。
執筆者は札幌建築鑑賞会代表の杉浦正人さん。札幌の歴史関係の調べものをしていると必ずといっていいほどたどり着く個人ブログ「札幌時空逍遥」の管理人でもある人です。
連載の最終回にあたり、杉浦さんが次のように文章を締めくくっています。
私がこの連載で取り上げたかったのは、普段何気なく見過ごしている街角の風景です。先達の記録や回想、史料などと照らし合わせることで、人びとが積み重ねてきた営みや土地の成り立ちが見えてきました。その醍醐味を、これからもさまざまな機会でお伝えしていきたいと思います。(地域史研究家 杉浦正人)
引用/道新青葉中央販売所だより 2020年8月5日発行号より
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