札幌東税務署前だけに集中してマツヨイグサが繁茂しています。どうしてここだけに集中しているのか謎です。(2020.07.27記)
コンクリートとアスファルトで隔離された世界
7月27日付け記事で、ホーマック厚別東店前のノラニンジンと、オートバックス新札幌店前のツル性植物について書きましたが、特定の箇所だけに特定の植物が集中しているのは、おそらく植え込み用に搬入した土に由来するのでしょう。
そして、舗装やコンクリートブロックで周辺と隔離されているので、そのエリアの中で一番強い種類だけが独り勝ちするという構図なのでしょうか。
ここ、札幌東税務署前には、マツヨイグサだけが集中的に繁茂しています。図鑑を見たところ、おそらくメマツヨイグサではないかと思われます。
夕方になると開花するマツヨイグサ
マツヨイグサ(待つ宵草)というくらいですから、夕方暗くなってきてから花が咲き、朝になると花を閉じるという性質があります。昼間に開花するヒナマツヨイグサという種類もあるようですが、札幌東税務署前のものは日中は花を閉じているようですね。このことからメマツヨイグサではないかと考えられます。
絵手紙の素材としてもよく使われるマツヨイグサ
マツヨイグサは、絵手紙の素材としてもよく使われているのではないでしょうか。輪切りにした柿のような花びらが印象的ですね。北海道では「月見草」と呼ぶこともあるようです(本物の月見草は別の種類で北海道には自生していないようです)。
子供のころ、夕方の河原を訪れると、背の高いオオマツヨイグサが次々と花を咲かせていたのを思い出します。秋になり、種を採取するもの楽しい遊びでした。
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■札幌東税務署
住所 北海道札幌市厚別区厚別東4条4丁目8−8
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