新さっぽろ駅周辺の再開発の中で、「I街区」に移転が決まっている「記念塔病院」ですが、「記念塔」のモニュメントは継承されるのでしょうか。(2020.07.25記)
<2024.01.17追記>記念塔病院は、新札幌の再開発エリアに移転の際に「交雄会新さっぽろ病院」に名称変更されました。
また、北海道百年記念塔を模したモニュメント等は見当たりません。
なお、北海道百年記念塔そのものが、2023年に老朽化を理由に解体されています。
記念塔病院といえば百年記念塔を模したデザイン
札幌市厚別区厚別東の国道12号沿いにある「記念塔病院」は、その名のとおり「北海道百年記念塔」に由来する名称だけに、病院の一角には「百年記念塔」を模したモニュメントが設置されているほか、国道沿いに建つ病院名の表示塔も「百年記念塔」を模したデザインとなっています。
もうひとつの”記念塔”は継承されるのか
この付近から「北海道百年記念塔」の方向を見ると、「記念塔病院」の表示塔と「北海道百年記念塔」が並んで見えるポイントがあります。
老朽化のため、すでに解体が決定している「北海道百年記念塔」ですが、「記念塔病院」がある限り、病院名として記念塔の存在は語り継がれることでしょう。しかし、もうひとつ、大きな気になることがあります。
記念塔を模した2つの構造物
「記念塔病院」の一角には、記念塔を模したモニュメントがあります。モニュメントというより正しくは煙突なのかもしれません。
「記念塔病院」は、新さっぽろ駅周辺の再開発の中で、「I街区」への移転が決まっています。
「I街区」には、医療施設、集合住宅、宿泊施設、商業施設の整備が予定されており、2022年4月の開業を目指しています。
さて、気になるのは、移転した「記念塔病院」の建物デザインの中で「北海道百年記念塔」が意識されるか、ということです。現在分かっているのは、「記念塔病院」がメディカルビルのC棟であるということ。それ以外は不明です。
現場の工事看板を見ながら、新しい「記念塔病院」に「北海道百年記念塔」のデザインがどこかに施されるのか、気になって仕方ありません。
【関連記事】
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