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新札幌ノスタルジー_旧セキボウビルの”セキボウ”ってどういう意味?【札幌市厚別区】

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「セキボウビル」、「セキボウ温泉館」など、新札幌住民なら記憶に残っているであろう「セキボウ」という名称。今でも、JR厚別駅の近くに「セキボウ」の名が表示された建物があります。この記事では、「セキボウ」の名称を追いかけてみました。(2020.06.17記)

「セキボウビル」の”セキボウ”が気になる

2018年8月撮影。この頃、当該ビルの主要テナントは「新札幌駅前内科循環器」でした。

かつて新札幌に「セキボウビル」という建物ががありましたね。現在の「新札幌駅前ビル」がそれです。ビルの名称が変更されたのはいつ頃だったのでしょうか。

その「セキボウ」の名が表示されたビルが、JR厚別駅近くにあります。

筆者は、土着の人間ではないため、「セキボウビル」以外に「セキボウ」の名の付いたものは、「セキボウ温泉館」くらいしか思い当たらないのですが、他にもあったのでしょうか。

「セキボウ」って不思議な響きの言葉ですね。辞書を調べても登場しません。「セキボウ」は固有名詞のようです。

この記事では、新参者(といっても既に厚別区に20年以上住んでますが)なりに、「セキボウ」を追いかけてみたいと思います。

 

「セキボウビル」は、シンサツ住民の憩いの場

グリーンチャンバー

ビルの屋根に今でも痕跡が残っている(はず)。写真は2018年撮影。

筆者が知っている10年ちょっと前くらいからの記憶です。セキボウビルには1階に「セキボウ温泉館」があり、2階には居酒屋「月や」、3階にはダイニングバーの「グリーンチャンバー」が営業していました。

2次会向けのお店が少なかった当時の新札幌では「グリーンチャンバー」は特異な存在であり、吹き抜けの高い天井が開放的な異空間でした。

セキボウ温泉館

「セキボウビル」には、「セキボウ音泉館」という入浴施設がありました。

湯めぐり札幌」というブログによると、1994年開業、2007年10月にリニューアルしビルの3階から1階に移転、2013年12月に閉館しています。

温泉の名称に使われていることもあって、”セキボウ”は、泉質に関係ある名称なのかな?と思っていたことがありましたが、温泉用語に、どうやらそのような語源は無いようです。

1985年に建てられたセキボウビル

不動産情報サイト「officil」によると、旧セキボウビルは、地上3階地下1階で1985年1月竣工。

「セキボウビル」が「新札幌駅前ビル」に名称変更したのはいつのことだったのでしょう

この名称変更とともに、「セキボウ」という名称はどんどん記憶の彼方に遠のいていきました。「セキボウ」っていう名称はいったい何だったのでしょう?ふと思い出すたびに、ルーツを知りたくなります。

 

JR厚別駅近くの「関ハイツ」にヒントが

「関ハイツ」と「関ビル事務所」


JR厚別駅近くに「セキボウ」と表示された建物があります。1階が店舗で、2階以降が住居や事務所などに使われているようです。

建物には「関ハイツ」、「関ビル事務所4階」といった表示が見られます。「関」が「セキボウ」の”セキ”ではないかと想像がつきます。

株式会社セキボウ

調べてみると「株式会社セキボウ」という会社が存在するようです。かつて旧セキボウビル(新札幌駅前ビル)を所有していたのがこの(株)セキボウなのでしょう。

先ほどの「関ハイツ」1階に表示されている「セキボウ」の付近をよく見てみると「札幌ガーデンヒルズ」と表示されています。

札幌市南区真駒内の「札幌ガーデンヒルズしらかばゴルフコース」を平成14年6月から(株)セキボウが所有しているようです。

ネット情報によると、(株)セキボウの会社所在地は、北海道札幌市厚別区厚別中央二条5丁目3番40号で登記されているようです。ここは、もともと「セキボウビル」と呼ばれていた現在の「新札幌駅前ビル」ですね。

「セキボウ」は、関さんのニックネーム?

「関ハイツ」、「セキビル」が存在することから、「セキボウ」の「セキ」は、ビルオーナーまたは(株)セキボウの社長さんあたりが、「関さん」という苗字なのではないかと推測できます。

さて、「ボウ」についてですが、「ボウ」は、男の子を表す「坊や」の意味で、「たあ坊」や「チー坊」のようなニックネームが多く存在します。

このことから「関さん」が、子供の頃に「関坊」と呼ばれていて、それが会社名になったという推測が成り立ちます。

 

結局、本当のところは分からない「セキボウ」

いろいろ推測してみましたが、本当のところは、真実を知る人の証言が無いと分かりません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

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コメント

  1. 村越 より:

    ロゴが昔のカネボウのパクリみたいですね。

  2. ホー より:

    以下のブログにセキボウ音泉館の由来が書かれていました。
    https://yumeguri.net/p-kizi/sekibou_kizi.html
    ブログによると、「セキボウ」の名は、以前に紡績(ぼうせき)会社を運営していたことに由来するそうです。

  3. 通りすがりの名無し より:

    既出ですが、関さんの紡績会社だから《セキボウ》です

    確か厚別駅の関ビルが建つ前の敷地に工場があったんじゃなかったかな?

    ちなみに厚別駅の関ビルの1Fは今は学習塾ですが、建った当初は対面販売の八百屋や魚屋さんが入ったスーパーでしたね。

  4. 通りすがりの名無し より:

    ボウで終わる会社名がだいたい紡績業なのは常識だと思うが…
    カネボウ、クラボウ、日東紡、日清紡などが思いつかないものだろうか。

  5. オス猫 より:

    セキボウランドっていうジムカーナサーキットも経営してたぞ、札幌南インターの料金所
    辺りかな、閉鎖数年後にバイクで毎日のように通って攻めてたわ、セキボウさんのご子息
    もカート持ち込んで走ってたな

  6. 珊瑚15 より:

    関さんで合ってます。小学校の同級生に関君ていてお父さんがPTA会長でした。すごくお金持ちっぽかったの覚えています(笑)
    新さっぽろのイタリアンSACHIがあるワイエスビルも昔は関ビルでした。ワイエスのエスは関でしょうね多分。ワイは名前の頭文字かな?(名前は覚えてない)
    ちなみに今のSACHIの階は貸レコード屋さんだったのですよ。
    レンタルCD屋じゃなく「貸レコード屋」さんです(笑)

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